2012年2月27日月曜日

オリジナリティは自惚れ?

「いいか、まずは先輩の良いところをパクれ!今日の明日で試行錯誤したところでお前は変わらない、どんどんすごいところを盗んで大きくなれ!」
営業のノウハウについて先輩に質問したら言われた言葉。

「盗む」と「パクる」

どちらもネガティブでガサツで、卑しい言葉だけど、
人が成長するためには今や不可欠だと言われている。

結局、人が何か行動を起こすのにはお金が要る。
いかにオリジナリティにあふれているすばらしい作品ができたと思っても、
評価するのは社会で、勝ち残るには人を「共感」させるか強引に「納得」させるしかない。

共感もしくは納得する人が多ければ多いほどこの世の中では「偉い」ということになる。
でも、それは一夜にしてならず。
日々、上に君臨する人の良いところやすばらしいところを
「まね」することで成り立っている。

「自分が世の中を変えてやるんだ」という意気込みを持った若者が
今日本で急増しているという。
が、地道にコツコツと、先代の偉人たちをトレースすることが
本当に今の日本で勝ち上がる近道なのだろうか。

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