2012年4月4日水曜日

「あやふやさ」への期待感

最近「インサイトマーケティング」という言葉をよく聞く。

インサイトの定義は「類推すること」「もっともらしい文脈を推理すること」
となっているが、はっきり言ってあやふやである。

でも、それが正式なマーケティングとして成り立ってきたことには
2つの要因が関係してるであろうと僕は思う。

一つは市場の飽和による消費者の「価値多様化」。
もうひとつは震災による「過去のデータの価値低下」である。

その中で、
震災以降の人々の価値変化を捉える唯一の方法として
「インサイトマーケティング」がはやっているのではないだろうか。

「あやふやさ」への期待感。
それはあるかどかもわからない小さなチャンスを
モノにしようとする人達の「嗅覚」とも言うべきものなのかもしれない。

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